住まいづくりの実施段階

本格的な家づくりがスタートし、家の間取りを考えたり、使い方をあれこれ想像するのはとても楽しいものですね。しかし、そこに潜むのは、理想と実用性の溝。夢を叶えつつ、快適に暮らせる家をつくるために知っておきたいことは?

Q.設計を依頼したら予算オーバーの見積書が出てきました。
延べ床面積42坪、坪85万円の住宅の設計を依頼したのですが、工事費の総額が4,600万円の見積書が出てきました。約3,600万円の予定だったのですが、どのように解決したらよいでしょうか。

工事費の内訳を見てみると、解体費、地盤改良、建物本体工事、外構工事となっています。その中の建物本体工事費は3,900万円。 3,900万円を面積42坪で割ると坪単価は約93万円になります。いずれにしても超過にはなりますが、設計者は建物本体工事費の目標金額を坪85万円と していた可能性があります。まずは設計者に提示があった見積書についてどのように考えているのかを確認し、もし予算への考え方が異なっていたら改めて正確 に伝え、お互いに解決方法を検討していきましょう。少しの違いであれば、仕上げ材や設備の変更程度で済む場合もありますし、大きく異なる場合には、面積を 減らすか、構造を変更するなど根本的に見直しが必要になるかもしれません。一般的に設計者は建て主から与えられた予算に対して、建て主の要望に応えるため、これまで経験やアイデアを用いて予算いっぱいの設計をすることが多いです。建て主も最初の予算の提示には十分検討した上で正確に伝える必要があります。

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Q.建ぺい率オーバーで、バルコニーが付けられないと言われたのですが・・
2階のリビングルームの前に広いパルコニーを付けて欲しいと工務店に伝えたところ、建築面積がオーバーになるので付けられないと言われました。どういう意味ですか?

建築面積とは、建物の外壁や柱などの中心線で囲まれた部分の水平投影面積を意味します。各地域ごとに、敷地面積に対する建築面積の割合(建 ぺい率)が定められ、それにより建築面積の上限が算出されます。バルコニーのような開放性の高い建築物については、その先端から1m以内の部分は建築面積 から除外されます。計画中の建物の建築面積が上限ぎりぎりで、バルコニーを設ける場合は、建物の壁芯からバルコニーの先端までを1m以内に納める必要があります。

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Q.ロフトを子ども部屋に。でも天井高が1m40cmしか取れないって、どういこうこと?
ロフトを子ども部屋として使いたいとハウスメーカーに伝えたら、天井高が1m40cmしか取れないので、無理だと言われました。断面図を見ると、天井をもっと高くできそうなのですが・・・。

この場合のロフトは、建築基準法では小屋裏物置等と言い、一定の基準を満たせば階数にも床面積にも算入されません。その一定の基準とは、小 屋裏の天井高が1m40cm以下であること、小屋裏の床面積が小屋裏の直下階の床面積の1/2未満であることです。小屋裏物置等という言葉からわかるよう に、子ども部屋のような居室として使うことは想定されておらず、あくまでも物置として使うことが目的とされています。ロフトを子ども部屋として使うのでは なく、子ども部屋の一部に取り込み、狭くても変化がある楽しい空間を考えてみてはどうでしょうか。

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Q.リビングの吹き抜けは足元が寒いと言われました。解決する方法は?
リビングに吹き抜けを作るのが長年の夢でした。10年前に新築した友人の話では、暖かい空気が上にあがって、足元が寒いということです。今の技術で解決する方法はあるのでしょうか。

吹き抜けを作った場合、天井が高くなるため冬場には暖気が上昇してしまい、通常のエアコンなどでは暖房が効きにくくなるなどというデメリッ トがあります。また、夏も天井付近に湿気を含んだ熱気がたまりやすいこともあります。ただ、設計段階から建物の気密性・断熱性を高め、通気や暖房の方法を 工夫することで、ある程度は解決されます。床暖房などの輻射熱で空間全体を暖める。吹き抜けにシーリングファンや開閉式の天窓などを設置して空気が天井に たまらないようにするなどの方法があります。

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Q.オープンキッチンを設計する際に注意することって何ですか?
ダイニングとキッチンを広く使うため、キッチンをオープンにしたいのですが、設計上注意することはなんですか?

キッチンには、調理時に発生する生ごみや缶、ビンなどの資源ごみ、汚れた調理器具、食器類などがありますし、保存食品、調味料、洗剤なども 見えないようにしまいたいものです。食卓から見えないシンク下などにそうしたものの収納を設け、できればキッチンの隣に食品庫やサービスヤードなどを用意するとよいでしょう。また、調理中のにおいや煙も広がりやすいので、設計段階から室内の風通しや換気にも配慮を。

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Q.寝室に隣接した洗面所をパウダールームとして使いたい
寝室に隣接した洗面所をパウダールームとして使いたいのですが、どのような点に注意し、どんな機器や照明器具などを選んだらいいでしょうか。

洗面ボウルの下に足が入るような商品を選ぶか、もしくはそのようにオーダーしてください。座って使える洗面台を設置すれば洗面室をパウ ダールームとして使うことができます。メーカーのカタログを取りよせて基本情報を知っておくとショールームでの相談もしやすくなります。図面類を持ってい けば実際の間取りに即した提案や見積もりを作成してくれる場合もあります。積極的に質問して商品情報を取り入れてみましょう。

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Q.生活リズムの違う夫と私が快適に過ごせる設計は?
夫と私の起床・就寝時間が違います。また睡眠時間も不規則です。寝室の設計の注意点は何でしょうか。

寝室の配置を設計段階から検討してください。道路と逆側、また生活の音が出やすいキッチンや浴室などから離す、窓などの開口部はシャッター や雨戸、遮光カーテンなどで、部屋が暗くなるように工夫をします。また、眠りにつきやすいように防音にも配慮が必要です。内部の音は建具の開閉音な どで音が伝播しないように、外部の音は二重窓などで遮音するとよいでしょう。換気扇のダクトから入る音などにも注意が必要です。

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Q.子ども部屋の作り方を教えて下さい
子ども部屋を確保していますが、まだ子どもが小さいことから、プランやインテリアのイメージがわきません。子ども部屋の作り方について教えてください。

成長に合わせて部屋も変化させられるような工夫をこらしましょう。まだ子どもが小さい場合や、これから子どもがほしいと思っている場合は、 将来部屋を分けることを考えて最初はオープンな空間にしてファミリースペースとして使い、個室が必要になったら区切る、といった具合です。最初に下地やド アの場所、電気配線や照明などの準備をしておくと、後々壁や本棚で仕切るなどの工事がしやすいです。子ども部屋は、一人になれるけれど孤立しない場所になるようしきり方を工夫して、子どもの自立心を育む場所にしたいものです。

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